「クルマをみんなで共有し、必要な時に必要な分だけ使う」
そうすることでクルマの購入コストや駐車場代や車検代などのコストが抑えられる上に、必要なときにすぐ予約して使用できる会員制の仕組みが身近なものとなってきました。
このカーシェアの考え方そのものが、環境にやさしい仕組みになっています。マイカーがあればどこに行くにもクルマで行きがちですが、カーシェアに切り替えた方は電車やバスなどの公共交通機関、自転車、徒歩の移動も上手に活用しつつ、クルマの利用は本当に必要な時だけと、クルマの使用が減少する傾向にあるようです。
カーシェアリングとは複数のクルマを多数の人で共同利用する会員制の仕組みです。使った分だけ支払うため、一人当たりの費用負担が安くなるだけでなく、カーシェアリングが普及するとクルマの利用が減り、省エネやCO₂排出量の抑制にもつながります。環境にもおサイフにも優しい、新しいクルマの使い方です。
カーシェアのクルマはステーションと呼ばれる駐車場に設置されています。会員になれば、どのステーションでも利用が可能です。予約はネットで簡単にでき、ドアの開施錠もスマホやICカードで行えるので、気軽に使えるのが特長です。利用時間は、15分や30分など短時間から借りられるサービスがほとんど。12時間や24時間など長時間の利用もおトクになるような料金プランが用意されています。

カーシェアにすると、マイカーを所有している時と比べクルマの利用回数が減る→走行距離が短くなる→ガソリンの使用量が減る→結果として二酸化炭素(CO₂)の排出量の削減につながります。
カーシェアで利用できるクルマは年式も新しく、燃費にすぐれた車両を中心にラインアップされています。多くの方にカーシェアで環境性能の高いクルマを利用することで、さらにCO₂の排出削減につながるのです。
カーシェアリングを利用することで、CO₂排出量が減り、地球温暖化防止につながります。
カーシェア以外の環境に優しい移動手段について、下記の記事で紹介しています。
mainochi_column/2030/
移動の選択肢にカーシェアなど環境に優しい手段を選んでみませんか。