普段の生活で出る生ゴミ、どうしていますか?臭いや虫を防ぐために袋に入れて捨ててしまっている方がほとんどですよね。
家庭から出るゴミの約4割は生ゴミ。その上、生ゴミはほとんどが水分でできているので、運搬時・焼却時にたくさんのエネルギーを使ってしまいます。野菜などを出来るだけ使い切り、捨てる場合は、水分をなるべく切ってから捨てるだけでも省エネになるんです。
いま注目されているのが「コンポスト」。基材(おがくずやピートモス等)に生ゴミを混ぜ入れて放置するだけで、微生物たちが生ゴミを食べて分解してくれ、堆肥を作ってくれます。 段ボールなどで手軽に始める方法もあり、意外と生活に取り入れやすい取り組みです。
コンポストに挑戦してみよう
コンポストで生ゴミを処理すると、普段の生活で出るゴミがぐんと少なくなります。生ゴミを入れたコンポストは、時々かき混ぜる他はほとんど放置状態で堆肥ができあがるので思ったより手間がかかりません。
コンポストの種類は、畑に置くような大きいコンポストの容器から、ベランダで始められる段ボールを使った自作コンポスト、手提げ型のコンポストのキットなどもあり、生活様式に合わせた形で取り入れることができます。
出来上がった堆肥は、畑やプランターに撒くことで植物の肥料になります。
不用だった生ゴミが堆肥に生まれ変わって植物を育てくれる、そんなちいさな循環を家で始めてみませんか?