現在デジタル化が進みつつある状況ですが、まだまだ紙の使用の機会を見かけます。
紙の生産には、原料となるパルプのために森林を伐採する必要があり、また紙の大量消費によって生産・廃棄の過程でCO₂が排出されることから、大量消費による地球温暖化への影響が懸念されています。そのため、紙を節約するペーパーレス化は環境保全の取組としても重要視されています。
大阪府においても全庁をあげてペーパーレス化を積極的に推進していますが、例えば府議会においては、議会資料を、「府議会情報共有サイト」(クラウドのグループウェアツール)を活用し、予算書・決算書をはじめとする議会資料をペーパーレス化しました。閲覧は、議員がそれぞれ手持ちのパソコン・タブレット等を活用しており、年間48万枚、16階建てマンションに相当する紙資源を削減できています。