まいのち行動のコラム

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身の回りの生物や植物の出身に関心を持つ

大阪は、北は北摂山系、東は金剛生駒山系、南は和泉葛城山系と、三方が山に囲まれています。
平野部には、淀川や大和川など大小さまざまな川が流れていて、大阪湾に注いでいます。

そこに住まう生物の中には、レッドリストという絶滅への危険度に応じてランク付けされている動植物もいれば、もともとそこにはいなかった外来種もいます。外来種の中でも、影響の大きい種は特定外来生物と言われ、既存の生態系への影響も懸念されています。
タイトルの背景は、 オオキンケイギクの写真で、繁殖力が強く在来の野草を駆逐するため、特定外来生物に指定されています。

特定外来生物は、環境省が日本の在来生物の生態系や、人の生命・身体、農林水産業関連に被害を及ぼすおそれのある生物157種を指定しています。

大阪府では、これらのうち府内で確認されている34種について、特徴や現在の対策及び、府内の分布状況を取りまとめるとともに、見つけた場合の対応等を「アラートリスト」として取りまとめています。
例えば、「クビアカツヤカミキリ」は、幼虫がサクラなどの幹を食べるため、木を弱らせて枯らしてしまいます。
繁殖力が高く、放っておくと大量に増えてしまうため、見つけた際は、踏みつけるなど、その場で駆除をお願いしています。

警戒中!!の特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」

更新日:

2025/03/04

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