まいのち行動のコラム

暑くなる大阪。生き物たちはどうしてる?
暑くなる大阪。生き物たちはどうしてる?
― 気候の変化と生物多様性 ―
最近、「夏が前より暑くなったな」「暑い日が長く続くな」と感じることはありませんか?
気温が上がったり、大雨が増えたりする「気候変動」は、私たちのくらしだけでなく、生き物たちのくらしにも影響を与えています。
気候が変わると、生き物はどうなるの?
生き物には、それぞれくらしやすい気温や場所があります。
気温が上がったり、雨の降り方が変わったりすると、生き物がくらす場所や、活動する時期が変わることがあります。
たとえば、花が咲く時期が早くなったり、今まであまり見なかった生き物が見られるようになったりすることも。
植物や昆虫、鳥、魚など、自然の中では、いろいろな生き物がつながってくらしています。
例えば、花が咲く時期が変わると、その花の蜜を利用する昆虫や鳥にも影響が及ぶことがあります。
大阪の生き物にも変化が?
気候の変化は、遠い場所だけの話ではありません。大阪の自然にも関係しています。
大阪と和歌山の境にある和泉葛城山には、涼しい場所を好むブナ林があります。
このブナ林では木が弱るなどの変化が見られ、その原因の一つとして、気温が高くなっていることが考えられています。
また、大阪湾では、暖かい海にくらす魚「ソウシハギ」が見つかることもあります。
気温や海の水温が変わることで、大阪で見られる生き物や、生き物がくらす場所も変わっていくかもしれません。
「いつもと違う?」を見つけてみよう
むずかしいことをしなくても大丈夫。
公園や学校のまわり、家の近くなどで、生き物をちょっと観察してみましょう。
「この花、去年より早く咲いている?」
「こんな虫、前にもいたかな?」
「いつも見ていた鳥、最近見かけないな」
そんな「いつもと違う?」に気づくことは、気候の変化や生き物の変化を知る大切なきっかけになります。
生き物がくらせる場所を守ろう
私たちにも、今日からできることがあります。
・身近な緑や生き物を観察してみる
・公園や川にごみを残さない
・地域の自然観察会に参加してみる
・電気を大切に使うなど、温室効果ガスの排出を減らす取組を続ける
一つひとつは小さなことでも、みんなが続ければ、生き物がくらす自然を守ることにつながります。
まずは今日、身近な自然の「いつもと違う?」を探してみませんか? 小さな気づきが、生き物や自然を守る第一歩になります。
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