4月の事を思い出してみてください。
「毎年見る桜、今年は咲いていなかったな…」と思いませんでしたか?
現在、桜などの木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害が各地に広がり
日本各地の桜の木が減り続けています。
クビアカツヤカミキリは桜や桃などバラ科の樹木に寄生します。
幼虫が樹木の内部を食い荒らし、枯らしてしまう外来のカミキリムシです。
日本全国の桜並木や果樹園に甚大な被害をもたらしており、2018年「特定外来生物」に指定されました。
このまま被害が広がり続ければ、春の訪れを告げる桜の木がなくなってしまうかもしれません。
日本ワイドクロスでは、クビアカツヤカミキリの侵入・産卵・脱出を防ぎ桜の木を守る「クビアカガードネット」を製造販売し、樹木医、自治体と協力し、桜の木を守る活動に取り組んでいます。
大阪府下の代表的な公園の桜にも日本ワイドクロスのネットが巻かれ、クビアカツヤカミキリの被害を防いでいます。
もしクビアカツヤカミキリを見つけたら成虫は踏みつぶすなどで駆除をし、フラス(木くず)を見つけたときは、可能であれば木の管理者に伝えて下さい。被害が確認されていない地域で発見された場合は、市町村等に連絡して下さい。

私たちひとりひとりの力で、満開の桜咲く日本の風景を未来へつなげていきましょう。