
食品ロス削減
売れ残りや食べ残し、賞味期限切れなど、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。食料生産に必要な多量のエネルギーを無駄にし、水分の多い食品の廃棄は運搬や焼却で余分な二酸化炭素を排出し、気候変動を引き起こします。
大阪府では、年間43.1万トン(2019年度推計)の食品ロスが発生しています。これは、府民一人あたり年間4.9kgになります。
食品ロスの削減をすることで、食品の生産や輸送に関わるエネルギーの無駄を削減し、廃棄物の削減によってごみ焼却や埋め立てによる大気汚染や水質汚染を抑制することに繋がります。これらの生態系への影響を減らす取組が、生物多様性の保全に繋がっていきます。