自然環境の保全

人は環境の一部であり、また、人は生きものの一員であり、人・生きもの・環境が密接に関係し合っています。人間はその経済社会活動に伴い、環境の復元力を超えて資源を採取し、また、環境に負荷を与える物質を排出することによってこの均衡を崩してきました。この均衡の崩れが気候変動、生物多様性の損失及び汚染の形で顕在化し、人類による環境負荷はもはや地球の環境収容力を超えつつあります。
大阪府レッドデータブックには、開発によって動植物のすみかが無くなりつつあることによる絶滅のおそれのある種もいれば、一方で、人の手入れによって生物多様性のバランスが保たれていた里地里山で、人間がかかわらなくなったことで絶滅のおそれがある種もいます。
自然に対する関心が高まることで、価値観が変化し、行動が変化していくことが、生物多様性の保全に繋がっていきます。

 

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